ボイラー技士になりたい方へ~試験内容や難易度、資格取得後の就職先とは~

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今ではさまざまな種類の「資格」があります。
労働安全衛生法に基づく国家資格である「ボイラー技士」とはどのような資格なのでしょうか。
‟ボイラー技士”を目指している人はもちろん、気になっている人や資格取得を考えている人はぜひチェックしてください。
これから、ボイラー技士の内容や資格、試験の難易度、資格取得後の就職先について詳しく説明します。

目次

  1. ボイラー技士とは
  2. 試験の内容や難易度
  3. 資格取得後の就職先
  4. まとめ

1.ボイラー技士とは

国家資格の1つである「ボイラー技士」とはどのような内容なのでしょうか。
資格を取得するためにも内容をきちんと把握しておかなければなりません。
ボイラー技士の内容や資格について詳しく説明します。

1‐1.‟ボイラー”を取り扱う技術者

‟ボイラー”は燃料を燃焼することで生み出した熱を水に伝えて水蒸気やお湯にする熱源機器です。
国内において、ボイラーの取り扱いは労働安全衛生法に基づく‟ボイラーおよび圧力容器安全規則”で決まっています。
そのため、ボイラーの設置や定期検査をするのは国家資格を取得した「ボイラー技士」だけなのです。
つまり、ボイラー技士はボイラーを専門的に取り扱う技術者のことを指しています。
取り扱いを1歩間違えると大事故にもつながるので要注意です。大事故を防ぐためにもボイラー技士が定期検査をする必要があります。
また、ボイラー技士のほかにボイラー取り扱い技能講習修了者、ボイラー取り扱い業務特別修了者も扱えるのです。

1‐2.すべてのボイラーが取り扱い可能

ボイラーにもさまざまな種類があるのをご存じでしょうか。
構造による分類では水管ボイラー・丸ボイラー・鋳鉄(ちゅうてつ)ボイラーなどがあります。
法規による分類では簡易ボイラー・小型ボイラー・そのほかのボイラーがあるのです。それぞれの特徴や内容もボイラー技士はきちんと把握しなければなりません。
基本的に、ボイラー技士を取得するとすべてのボイラーが取り扱い可能になります。
しかし、取扱者を統括する「作業主任者」の場合は級の区分によって取り扱えるボイラーが異なるのです。
いずれ「作業主任者」として働きたい人は級の区分を考えて取得したほうが良いでしょう。

1‐3.ボイラー技士の資格について

ボイラー技士の資格には特級・1級・2級・ボイラー取り扱い技能講習修了の4種類があります。
作業主任者になる場合、それぞれの資格によって取り扱いの有無が異なるので注意しなければなりません。
取り扱いのできるボイラー設備は以下のようになっています。

  • 特級ボイラー技士…小規模ボイラーから伝熱面積500㎡以上
  • 1級ボイラー技士…小規模ボイラーから伝熱面積25㎡~500㎡以内
  • 2級ボイラー技士…小規模ボイラーから伝熱面積25㎡以内
  • ボイラー取り扱い技能講習手修了…小規模ボイラーだけ

以上のようになるのでぜひチェックしてください。
特級ボイラー技士はほとんどの作業場で作業主任者として働けます。
そして、順に1級・2級と範囲が狭くなるのです。
さまざまな現場で働きたい人や作業主任者になりたい人は「特級ボイラー技士」を取得したほうが良いでしょう。

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