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建築物環境衛生管理技術者

ビル管理士の試験について3分で分かる!試験日程や申込方法を簡単に解説

ビル管理士の試験について3分で分かる!試験日程や申込方法を簡単に解説

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ビル管理士の試験概要について、基本的な部分から合格の方法まで解説します。まずは試験の概要を把握し、正しい方法で勉強を進めることが合格につながります。

要点に絞って解説しているため、約3分間で理解できる内容となっています。受験概要や勉強方法についても解説していますので、ぜひご確認ください。

【2026年度】ビル管理士の試験日程と概要

2026年度(令和8年度)のビル管理士試験のスケジュールおよび概要は以下の通りです。申し込み期間が短いため、早めの準備が重要です。

項目 内容
試験日 2026年(令和8年)10月4日(日)
受験願書配布期間 2026年5月7日(木)~6月15日(月)
受験申込受付期間 2026年5月7日(木)~6月15日(月)
受験票の送付予定日 2026年9月9日(水)
合格発表日 2026年11月10日(火)

受験願書の申し込みは例年5月~6月の約1か月間のみとなっています。この期間を過ぎると、どれだけ勉強していてもその年の受験はできません。また、受験票は試験の約1か月前に届きます。もし9月中旬を過ぎても届かない場合は、速やかに試験実施機関(日本建築衛生管理教育センター)へ問い合わせましょう。

ビル管理士試験の概要を押さえよう

ビル管理士試験の試験科目・合格基準点・合格率・費用・日程・試験会場・受験資格などについて解説します。

試験科目

ビル管理士試験の試験科目は以下7科目です。

No. 科目名
1 建築物衛生行政概論
2 建築物の構造概論
3 建築物の環境衛生
4 空気環境の調整
5 給水及び排水の管理
6 清掃
7 ねずみ、昆虫等の防除

合格基準点、合格率

合格基準点は年度によって変更される可能性がありますが、おおむね各科目が40%以上、全体で65%以上が合格点となります。例えば上に挙げた科目のうち1科目でも40%を下回ってしまうと、その時点で不合格です。

また、全ての科目が40%を上回っていても、全体で65%を下回っていたら不合格です。各科目のボーダーと、全体のボーダーの両方を上回っている事が求められます。

年度によって異なりますが、ビル管理士試験の合格率は例年10~20%程度です。年度により変動がありますが、この範囲を抜けることはあまりないでしょう。

関連リンク:建築物環境衛生管理技術者の合格率は10~20%程度!

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この合格率は真面目に勉強しても落ちる可能性があるといえる数字です。しっかりとした試験対策が必要になります。

費用・日程

ビル管理士試験の費用は17,900円(非課税)です。

決して安くはないので、できれば一発合格を目指したいものです。とはいえ先ほど説明したとおり合格率はそこまで高くないので、一発合格を目指すためには力を入れて勉強しておく必要があります。

試験日程は毎年10月の第一日曜日が多くなっています。また、合格発表は約1か月後です。

2026年度(令和8年度)のビル管理士試験は、令和8年10月4日(日)です。

試験地・会場

試験地は、札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・福岡市です。

具体的な試験会場は、各都市の大学キャンパスや大規模な展示場・会議センターなどが利用される傾向にあります。例えば、東京では大学の講義室、大阪ではインテックス大阪のような大型施設が会場となるケースが多いです。会場の詳細は受験票に記載されるため、届き次第、自宅からのルートを確認しておきましょう。

受験資格

ビル管理士試験を受けるためには、2年以上の実務経験が必要です。実務経験の証明は特別難しくありませんが、勤めている企業に証明書類をもらう必要があります。

また、建物ならなんでも実務経験になるわけではなく、該当する建物が定められています。
具体的には、興行場・百貨店・集会場・図書館・博物館・美術館・遊技場・店舗・事務所・学校・旅館・ホテルなどです。またこの建物の中でも、以下の設備管理でないと実務経験に該当しません。

それは、空気調和設備管理、給水・給湯設備管理、ボイラ設備管理、電気設備管理、清掃及び廃棄物処理、ねずみ・昆虫等の防除です。建物にしても設備にしても、広範囲なのでほとんどの場合どこかには該当するでしょう。

関連リンク:ビル管理士の実務経験とは?満たすためには最低2年間必要!

類似する経験はあるけれど該当しない、といったことはあまりありません。詳細は公式ホームページをご確認ください。

ビル管理士試験の申し込みに必要な書類

ビル管理士試験の申し込みには、複数の書類を不備なく揃える必要があります。特に「実務従事証明書」は勤務先の証明が必要なため、早めの準備が欠かせません。

  • 受験願書:規定の用紙に必要事項を記入します。
  • 写真:縦4.5cm×横3.5cm。願書に貼り付けます。
  • 実務従事証明書:実務経験2年以上を証明する書類です。
  • 受験手数料の振替払込受付証明書:郵便局等で手数料を支払い、その控えを願書に貼付します。

特に注意が必要なのが「実務従事証明書」です。これは現在の勤務先、あるいは過去の勤務先に記入・捺印を依頼する必要があります。退職した会社に依頼する場合、郵送などで時間がかかる可能性があるため、願書配布が始まったらすぐに手配を進めるようにしましょう。

ビル管理士試験の申し込み方法

ビル管理士試験に申し込むためには、まず受験願書を入手します。入手方法はダウンロードして印刷するか、返信用封筒を同封し請求するという選択肢があります。入手できる期間が決まっているので注意が必要です。

ダウンロードする方法と注意点

日本建築衛生管理教育センターの公式サイトからPDF形式でダウンロードが可能です。最も手軽な方法ですが、印刷時には「A4サイズ・白紙」を使用し、拡大・縮小せずに印刷する必要があります。また、記入漏れや写真の貼り忘れがないよう、ガイドをよく読んで作成しましょう。

返信用封筒で請求する方法と注意点

インターネット環境やプリンターがない場合は、郵送で請求します。自分の住所・氏名を書き、切手を貼った返信用封筒を同封してセンターへ送ります。請求締め切り間近になると、郵送の往復で申し込み期限に間に合わなくなるリスクがあるため、余裕を持って請求してください。

ビル管理士の試験内容と勉強方法

次にビル管理士試験のより具体的な内容や、合格するためにどのような勉強をすべきなのか解説します。

試験科目ごとの配点

試験科目の配点は以下の通り、合計180点満点です。

No. 科目 配点
1 建築物衛生行政概論 20点
2 建築物の構造概論 15点
3 建築物の環境衛生 25点
4 空気環境の調整 45点
5 給水及び排水の管理 35点
6 清掃 25点
7 ねずみ、昆虫等の防除 15点

「空気環境の調整」と「給水及び排水の管理」は配点が高く、全体の合否を大きく左右します。まずはこの主要科目から重点的に学習を始めるのが戦略的です。

関連リンク:【ビル管理士】全7科目の科目別の勉強ポイントを紹介!

どんな問題が出るか見てみよう

次の用語とその単位との組合せのうち、誤っているものはどれか。

(1) 比エンタルピー W/kg(DA)
(2) 光度      cd
(3) 振動加速度   m/s²
(4) 熱伝導率    W/(m・K)
(5) 音圧      Pa

<解答>
比エンタルピーの単位は[J/kg(DA)]であるため、正解は(1)です。

建築物における衛生的環境の維持管理について(平成20年1月25日健発第0125001号)に示された、建築物環境衛生維持管理要領に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 帳簿書類には、清掃、点検及び整備を実施した年月日、作業内容等を記載する。
(2) 清掃用機械及び器具は、清潔なものを用い、汚染度を考慮して区域ごとに使い分ける。
(3) 大掃除においては、1年以内ごとに1回、日常清掃の及びにくい箇所等の汚れ状況を点検し、必要に応じ除じん、洗浄を行う。
(4) 清掃用機械及び器具類、清掃用資材の保管庫は、6カ月以内ごとに1回、定期に点検する。
(5) 収集・運搬設備、貯留設備等の廃棄物処理設備は、6カ月以内ごとに1回、定期に点検する。

<解答>
正解は(3)です。大掃除は6カ月以内ごとに1回行う必要があるため、頻度が間違っています。

建築物衛生法に基づく特定建築物の延べ面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1) 地下街の地下道は、延べ面積に算入しない。
(2) 公共駐車場は、延べ面積に算入しない。
(3) 事務所内の事務所用倉庫は、延べ面積に算入しない。
(4) 共同住宅は、延べ面積に算入しない。
(5) 診療所は、延べ面積に算入しない。

<解答>
正解は(3)です。事務所内の事務所用倉庫は「付属する部分」と見なされるため、延べ面積に含めます。

効率の良い勉強方法

自慢のSAT教材の内容をぜひご確認ください。

ビル管理士試験の勉強方法は、以下のようなものが挙げられます。

  • 参考書を使い独学で学ぶ
  • 専門学校に通う
  • 動画教材などの通信講座で学ぶ

関連リンク:ビル管理士を最短で合格する方法とは?過去問対策や勉強方法を解説!

どの方法がベストかは、好みや確保できる時間によるでしょう。

参考書を購入して独学で学ぶ方法は、費用面では一番安く勉強できます。ただし、参考書を最初から最後まで徹底的に読み込むのは時間がかかるうえに、効率が悪いといえるでしょう。

また金銭的に余裕がある、独学は苦手、という場合専門学校も一つの選択肢でしょう。ただし費用はかなりかかる上、通うための時間を確保する必要がある点も負担になります。

そこで最もおすすめしたいのは動画を使った通信講座で学ぶ勉強法です。動画教材の通信講座は、あらかじめ収録された動画を視聴して学習を進めます。オンライン動画の場合であれば、スマートフォンやPCからいつでも学習できるので、通学する必要がなくいつでも学習が可能です。例えば通勤時間の電車内でもスマートフォンを使えば勉強できるといったメリットがあります。

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講習でビル管理士の資格を取得する方法もある

ビル管理士は、試験を受けずに「建築物環境衛生管理技術者講習会」という講習を受講して資格取得する方法もあります。

しかし、学歴や他の保有資格による厳しい制限があり、受講期間も約3週間程度、時間にすると合計で100時間以上と長いため、多くの方にとっては試験合格を目指す方が現実的です。

関連リンク:ビル管理士になるには?仕事内容や資格取得の2つの方法を解説

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学歴や免許の厳しい要件が定められており、多くの方は普通に勉強して試験を受けたほうが早いといえるでしょう。

ビル管理士試験に関するよくある質問

ビル管理士試験の難易度は?

合格率が10~20%程度であることから、国家資格の中でも難易度は「やや高め」に分類されます。試験範囲が非常に広く、かつ科目ごとの「足切り」があるため、苦手科目を作らないバランスの良い学習が求められます。

ビル管理士とマンション管理士の試験はどちらが難しいですか?

一般的にはマンション管理士の方が合格率(例年7~9%前後)が低く、難易度が高いとされています。マンション管理士は区分所有法などの複雑な法律知識を問われるのに対し、ビル管理士は設備管理や衛生などの技術的・実務的な知識が中心です。ただし、ビル管理士は試験範囲が膨大なため、一概に比較はできません。

まとめ:ビル管理士の試験はしっかり勉強すれば合格できる

ビル管理士になるには、試験を受ける方法と、講習を受ける方法があります。一見すると講習を受ける方が簡単そうに思えますが、厳しい条件が設けられています。

ビル管理士試験は簡単というわけではありませんが、しっかり勉強すれば十分に合格が可能です。また、実務経験を積んでいれば内容も頭に入ってきやすいでしょう。

効率的な方法で着実に勉強し、試験合格を目指すのが得策です。

取りたい資格・知りたいことをお選びください