建築物環境衛生管理技術者

ビル管理士の求人はどんなものがある?勉強法とともに解説

11,057人の方が、この記事を参考にしています。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の求人は、求人サイトを中心に多く掲載されています。名前の通りビルの管理に関する求人が中心ではありますが、この記事では実際の求人例とともに仕事内容も紹介しています。

ビル管理士の資格の取得を目指している方も、すでに取得済みで仕事を探している方もぜひチェックしてみてください。また後半では勉強法も解説しています。

ビル管理士とは

ビル管理士とは、ビルの管理業務を主に行います。建築物環境衛生管理技術者とも呼ばれ、面積3,000平方メートル(学校施設は8,000平方メートル)以上の特定建築物において、建築物の維持管理が環境衛生上、適正に行われるように監督させるため、選任される国家資格です。

主な仕事内容は以下が挙げられます。

ビルの維持管理計画の策定・実施

ビルの維持管理を行うための計画を策定します。その計画に沿ってビルの設備・構造物・衛生環境を維持管理します。

例えばエレベーターや空調といった点検を定期的に行う必要があります。そこで、機能面や劣化状況を確認して、必要ならば業者に修理手配等を行います。

ビルの清掃や警備

ビルの清掃や警備の内容を定め、ビルの衛生環境を維持します。また害虫の駆除や産業廃棄物の処理なども担います。

ビル管理士の求人例

ビル管理士の求人例をいくつか紹介します。

ビル管理士 求人例1
勤務内容市役所の設備管理
勤務地関東地方
雇用形態正社員
給与月給25万円〜35万円
必要資格建築物環境衛生管理技術者(資格必須)
電気技術者、2級ボイラー(資格があれば尚可)
仕事内容

運転監視業務(ボイラー設備等の運転監視・冷凍機・空調)
検針・点検・修繕業務(メーター検針、設備点検、衛生点検)
エネルギー管理や設備の改善提案

 

ビル管理士 求人例2
勤務内容大学の設備管理業務
勤務地関東地方
雇用形態正社員
給与月給23万円〜35万円
必要資格以下のような資格を取得を所持していることが望ましい
建築物環境衛生管理技術者
エネルギー管理士
電気気工事士、冷凍機械責任者
ボイラー技士など
仕事内容

各設備保守日常点検、巡回点検(検針含む)
定期点検、業者立ち会い業務
不具合対応、小修繕業務、空調フィルター清掃
報告書、提案書作成など

 

ビル管理士 求人例3
勤務内容オフィスビルの施設管理
勤務地関西地方
雇用形態正社員
給与月給24万円〜
必要資格

無資格でも可
(建築物環境衛生管理技術者、電気工事士は入社後に取得可能)

仕事内容

開館、閉館業務
電気・空調・水道設備・トイレ等の衛生設備の目視点検
月次の報告書、翌月の予定表作成、年間の修繕計画の策定、提案
蛍光灯交換、扉の修理など、突発的な不具合・破損への対応

 

ビル管理士 求人例4
勤務内容ホテルの施設管理
勤務地九州地方
雇用形態正社員/シフト制
給与月給25万円〜35万円
必要資格第二種電気工事士、危険物取扱者(乙種)、第三種電気主任技術者、建築物環境衛生管理技術者があれば尚可
仕事内容

電気メーターの記録・管理・保守点検
ホテル内の水質検査
温泉・ボイラーの温度管理
ホテル内各客室の電気・証明などの管理

以上がビル管理士の主な求人例です。

業務内容はどの求人も施設管理が主ですが、さまざまな種類の建物での求人があることがわかるかと思います。

年収は勤務地や勤務先の会社の規模によってさまざまですが、おおむね400万円から500万円程度が相場のようです。

なお、施設によってはシフト制になっているところも多いです。土日祝休み希望の方は、勤務体系もチェックしておく必要があります。

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ビル管理士の仕事は生活に深く関わる施設ばかりですので、ビル管理士の需要の高さは続くでしょう。

ビル管理士に一発合格するための勉強法

ここからは、ビル管理士の勉強方法について解説していきます。

ビル管理士は、試験範囲が広いため、出題傾向を把握し、的を絞った勉強がおすすめです。過去問題集を繰り返し行い、問題の選択肢すべてを理解する気持ちで解くと実力がつきます。

試験では深い知識より、合格する要点を押さえることが重要なため、網羅的に学び、過去問を繰り返し解くようにしましょう。

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出題傾向は過去問題集につまっているので、テキスト選びはかなり重要です。また、答えしか載っていなく、解説がないテキストは避けましょう。

独学では不安な人は通信講座を利用しよう

自慢のSAT教材の内容をぜひご確認ください。

ビル管理士は出題範囲が広く、働きながら効率よく試験勉強をするのは想像以上に大変なことです。絶対に資格がとりたい!という方や忙しくて勉強時間がとれない方は、通信講座を選ぶのも有効な手段です。

ビル管理士はメジャーな資格ではないので、取り扱っている会社も少ないですが、現場系の資格に特化している通信講座なら安心できます。

通信教育では、合格に特化し、中身が凝縮したテキストと、経験豊富な專門講師のわかりやすい講義動画があるので、効率よく勉強することができます。

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また、通信教育はDVDだけでなく、ネットの再生にも対応しているものもあるので、通勤途中などのスキマ時間での勉強が可能です。

ビル管理士の需要は高く、求人数も多い

ビル管理士は一定の規模の建物には必ず必要にあります。現代社会からビルが無くなることはまずないので、ビル管理士の需要は今後も高いでしょう。また建物の種類も数多くあるため、求人の幅も広いといえるでしょう。

ビル管理士の資格取得を目指す場合は、市販のテキストでも可能ではありますが、スマホやPCやタブレットなどを使った通信講座を受講する方法もあります。

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自分に適した学習法は何かを見定めて、試験対策に臨みましょう。

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