施工安全管理資格
建築施工管理技士

建築施工管理技士に合格するのに必要な勉強時間や勉強方法を紹介!

建築施工管理技士に合格するのに必要な勉強時間や勉強方法を紹介!

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2級建築施工管理技士試験は、建設現場での施工管理業務に不可欠な国家資格です。試験範囲は広く、適切な学習計画なしに合格することは容易ではありません。

本記事では、1級・2級建築施工管理技士を目指す方に向けて、合格に必要な勉強時間や学習戦略、効率的なスケジュールについて解説します。

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目次

どのくらい勉強時間が必要なのか?

2級建築施工管理技士に関しては、効率的に学習をしたとしても100~300時間ほどは必要です。 

現場で毎日疲れている方にとって、自宅で仕事から帰ってから毎日1~2時間学習をするのは、かなり大変だと思います。しかし、闇雲に勉強をしても知識として蓄えられることは少なくなってしまいますので、しっかりと勉強方法を検討することが必要です。

【1級・2級】建築施工管理技士資格取得におすすめの勉強法4選

過去問を繰り返し解く

建築施工管理技士試験の対策では、過去問演習が非常に重要です。過去問を解くことで、問題形式や頻出分野、苦手分野を把握できます。まずは直近5年分を目安に解き、間違えた問題は解説を読んで理解しましょう。1回解いて終わりにするのではなく、同じ問題を繰り返し解き、選択肢ごとに正誤の理由を説明できる状態を目指すのが効果的です。

テキストで基礎知識を整理する

過去問だけでは、理解が浅いまま暗記に頼ってしまうことがあります。そのため、施工管理法・建築学・法規などの基礎知識は、テキストを使って体系的に整理しましょう。特に初学者や実務経験が少ない方は、用語の意味を理解することが重要です。1級を目指す方は応用的な内容も出題されるため、基礎を固めたうえで過去問に取り組むと、知識が定着しやすくなります。

アプリや動画教材でスキマ時間を活用する

仕事をしながら資格取得を目指す場合、まとまった勉強時間を確保できない日もあります。そのようなときは、通勤時間や休憩時間にアプリや動画教材を活用しましょう。短時間でも問題演習や講義視聴を積み重ねることで、知識の抜け漏れを防げます。動画教材は目と耳で学べるため、文章だけでは理解しにくい施工手順や管理項目の整理にも役立ちます。

通信講座や講習機関を活用する

独学で学習計画を立てるのが苦手な方や、第二次検定の記述対策に不安がある方は、通信講座や講習機関の利用も有効です。試験対策に特化したカリキュラムに沿って学習できるため、出題されやすい分野を効率よく押さえられます。特に経験記述は、自分では良し悪しを判断しにくいため、添削や質問対応がある講座を選ぶと安心です。最近では、Web上で講義を受けられるコースも多く、仕事や現場の予定に合わせて学習しやすい点もメリットです。

【1級・2級】施工管理技士資格を専門学校で勉強するメリット・デメリット

専門学校で勉強するメリット

専門学校で勉強するメリットは、試験対策に沿ったカリキュラムで効率よく学べる点です。1級・2級ともに試験範囲は広く、独学では優先順位をつけにくい場合があります。専門学校では、講師が出題傾向を踏まえて重要分野を整理してくれるため、必要な知識を段階的に習得できます。

また、わからない点をすぐに質問できるため、理解不足を放置しにくいのも大きな利点です。特に第二次検定の経験記述対策では、第三者から添削を受けることで、文章の具体性や説得力を高められます。

専門学校で勉強するデメリット

専門学校で勉強するデメリットは、費用と時間の負担が大きくなりやすい点です。1級・2級ともに、専門学校の講座は独学に比べて受講料が高くなる傾向があります。また、通学型の場合は決められた日時に授業を受ける必要があるため、現場の残業や休日出勤が多い方には負担になることもあります。

1級は学習範囲が広く、長期間の受講になるケースもあるため、仕事との両立が可能か事前に確認することが大切です。通学が難しい場合は、通信講座やオンライン講義も選択肢に入れるとよいでしょう。

【1級・2級】施工管理技士資格を独学で勉強するメリット・デメリット

参考書で独学するメリット

参考書で独学するメリットは、自分のペースで学習を進められることです。

1級・2級ともに、仕事や家庭の都合に合わせて勉強時間を調整できるため、通学が難しい方でも取り組みやすい方法といえます。また、参考書や過去問題集を中心に学習すれば、専門学校や講座に比べて費用を抑えられます。実務経験があり、施工管理法や建築工事の基礎を理解している方であれば、得意分野は短時間で復習し、苦手分野に時間をかけるなど、効率的な学習も可能です。

参考書で独学するデメリット

独学のデメリットは、学習計画や理解度の管理をすべて自分で行う必要がある点です。

1級・2級ともに試験範囲が広いため、何から手をつけるべきか迷いやすく、苦手分野を後回しにしてしまうこともあります。また、疑問点をすぐに質問できないため、理解が曖昧なまま過去問演習を進めてしまうリスクがあります。特に第二次検定の経験記述は、文章の内容が合格水準に達しているか自分では判断しにくいため、独学でも添削サービスや模範解答の活用を検討するとよいでしょう。

【1級・2級】施工管理技士資格を動画教材で勉強するメリット・デメリット

動画教材で勉強するメリット

動画教材とは、DVDやネット経由で講師が講義している様子を見ながら自分で勉強をしていくスタイルです。

教材には、分からないことをすぐにメールで質問できる特典もついているので、参考書での独学と予備校のいいとこ取りをしたスタイルといえます。

講義を視聴しながら自分のペースで学習できるうえ、分からないところは繰り返して講義を聴くことができるので、分からないことがそのままになることはありません。

1級・2級ともに、施工管理法や法規などは文章だけで理解しようとすると時間がかかる場合があります。動画で講師の説明を聞くことで、重要ポイントや出題されやすい箇所を把握しやすくなります。

また、スマートフォンやタブレットで視聴できるWeb対応のコースであれば、通勤時間や休憩時間にも学習できます。わからない部分を繰り返し視聴できるため、苦手分野の復習にも向いています。

動画教材で勉強するデメリット

動画教材のデメリットは、視聴するだけで勉強した気になりやすい点です。1級・2級ともに、合格するには知識を覚えるだけでなく、実際に問題を解く力が必要です。動画を見た後は、必ずテキストや過去問でアウトプットを行いましょう。また、動画教材は紙の参考書より費用が高くなる場合があります。

ですから、講義のわかりやすさや質問対応の有無、経験記述の添削サービスがあるかなどを確認したうえで、自分の学習スタイルに合う教材を選ぶことが大切です。

勉強を効率的に進めるポイント

第二次検定対策を早めに始める

建築施工管理技士試験では、第一次検定だけでなく第二次検定の対策も重要です。第二次検定では、施工管理の実務経験や応用力を問われるため、直前の暗記だけでは対応しにくい傾向があります。特に経験記述は、自分が担当した工事内容を整理し、品質管理・安全管理・工程管理などの観点から具体的に書けるよう準備する必要があります。第一次検定の学習と並行して、早めに記述テーマを整理しておきましょう。

試験日から逆算して学習計画を立てる

効率的に合格を目指すには、試験日から逆算して学習計画を立てることが大切です。1級・2級ともに、試験日は年度ごとに公表されるため、申込期間・試験日・合格発表日を確認したうえで計画を作成しましょう。最初の1〜2か月で基礎知識を整理し、その後は過去問演習に移る流れが基本です。仕事が忙しい時期も考慮し、平日は短時間学習、休日はまとまった演習時間に充てるなど、無理なく続けられる計画にすることが重要です。

試験の構成と出題傾向を把握する

勉強を始める前に、試験の構成と出題傾向を確認しましょう。1級・2級ともに第一次検定と第二次検定があり、第一次検定では知識問題、第二次検定では実務に基づく応用力や記述力が問われます。出題形式を知らずに学習を始めると、重要度の低い分野に時間をかけすぎる可能性があります。まずは過去問を確認し、どの分野からどの程度出題されるのかを把握したうえで、得点源にしやすい分野から優先的に学習しましょう。

建築施工管理技士の勉強時の注意点は?

勉強のスケジュールを立てた後は、建築施工管理技士の勉強時の注意点を確認していきましょう。

一次と二次両方の勉強に取り組む

建築施工管理技士試験は、1級・2級ともに第一次検定と第二次検定があります。第一次検定は知識の理解が中心ですが、第二次検定では施工管理の経験や応用力、記述力が問われます。第一次検定の対策だけに集中しすぎると、合格後に第二次検定の準備が間に合わない可能性があります。特に働きながら受検する方は、学習時間が限られるため、早い段階から第二次検定の出題内容にも目を通しておきましょう。一次対策で学んだ知識を、二次の記述にどう活かすかを意識することが大切です。

経験記述の対策を行う

第二次検定の難関は、「経験記述」です。経験記述では、実際に関わった工事について、施工上の課題や対策、管理上の工夫などを具体的に説明する力が求められます。

1級ではより高度な管理能力、2級では主任技術者として必要な知識や実務理解が問われるため、自分の経験を試験で伝わる形に整理しておく必要があります。現場名や工事概要だけでなく、どのような課題に対して何を行い、どのような結果につながったのかを文章化して練習しましょう。

過去問題を繰り返し解く

第一次検定対策としては、過去問題を繰り返し解くことが大切です。

1級・2級ともに、過去問を解くことで出題傾向や頻出分野を把握できます。受検する方は、直近年度の問題を中心に確認し、法改正や制度変更が関係する分野は最新情報と照らし合わせながら学習しましょう。繰り返し解くことで、知識を得点力に変えられます。

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過去問演習では、正解したかどうかだけでなく、なぜその選択肢が正しいのか、なぜ他の選択肢が誤りなのかまで確認することが重要です。

建築施工管理技士の試験について

ここで、建築施工管理技士の試験について確認しておきましょう。

試験の方式は?

建築施工管理技士試験は、1級・2級ともに第一次検定と第二次検定で構成されています。第一次検定に合格すると、それぞれ「1級建築施工管理技士補」「2級建築施工管理技士補」の称号が付与されます。第二次検定では、施工管理に関する実務的な知識や経験をもとにした応用力が問われます。1級はより大規模な工事や監理技術者を見据えた内容、2級は主任技術者として必要な知識が中心です。第一次検定と第二次検定で求められる力が異なるため、両方を意識した対策が必要です。

第二次検定に進むには、原則として第一次検定の合格が前提となります。なお、2級では受検区分によって第一次・第二次を同日に受検できる場合もありますが、第一次検定が合格基準に満たない場合、第二次検定は採点されません。受検区分によって扱いが異なるため、必ず最新の受検案内を確認しましょう。

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1級の第一次検定は、一定の年齢要件を満たせば実務経験なしでも受検できます。2級の取得後に1級を目指す場合も、1級第一次検定合格後の実務経験要件などを確認しながら、計画的にステップアップしましょう。

1級・2級建築施工管理技士の受検資格

建築施工管理技士の受検資格は、令和6年度から見直されています。

1級の第一次検定は、試験実施年度に満19歳以上となる方であれば受検できます。

2級の第一次検定は、試験実施年度に満17歳以上となる方が対象です。

第二次検定は、1級・2級ともに実務経験が関係します。2級では、2級第一次検定合格後に実務経験3年以上、または1級第一次検定合格後に実務経験1年以上などの新受検資格が設けられています。

1級では、1級第一次検定合格後の実務経験年数などにより要件が異なります。受検区分や実務経験の算定方法によって必要な条件が変わるため、必ず建設業振興基金の最新の受検案内を確認しましょう。

以前の第二次検定の受検資格では、学歴や専攻の学部学科等に伴った実務経験が定められていました。なお制度の移行期間として、第二次検定に関しては令和10年度までは旧受検資格でも受検が可能です。

試験の合格率や難易度は?

2025年度の合格率は、1級では一次が48.5%、二次が39.0%でした。

2級では一次(後期)が36.3%、二次が32.7%でした。

合格率だけを見ると極端に低い試験ではありませんが、出題範囲が広く、第二次検定では経験記述もあるため、計画的な対策が欠かせません。

また、2018年度は第一次検定、第二次検定とも合格率が25%前後でした。つまり、年によって難易度に差がある試験といえます。

ここ3年ほど合格率高めが続いているので、一気に難しくなる可能性もあるでしょう。過去に合格率が高い年度があったとしても、出題範囲の広さや第二次検定の記述対策を考えると、十分な準備が必要です。

参考:建設業振興基金 施工管理技術検定

建築施工管理技士の最短合格への勉強スケジュールの立て方

ではここからは実際に合格までの勉強スケジュールを立てていきましょう。

自分の苦手な分野を把握し、理解を進める

資格取得のための勉強は、毎日コツコツと学習することが必要不可欠です。

まずは、自分の苦手分野や理解の足りない分野を分析するところから始めましょう。

指定学科卒業であっても合格するために、苦手分野をカバーする必要があります。知識として何が不足しているのか把握しましょう。

その上で、最後の1か月間は過去問題に取組むことを前提に、全体の計画を決めていきましょう。

過去問を使用しつつ第二次検定(実地試験)対策を行う

どの資格試験でも最終的には過去問題に取組むことが必須です。

過去問を解くことによって苦手分野や得意分野を把握し、合格基準として公表される得点を上回れるように対策します。

そして、第二次検定対策は、必ず専門の方に書き方を教えてもらいましょう。独りよがりの経験記述を書いても、決して合格できません。

添削を必ず1回は受けておくとよいでしょう。周りに添削ができる人がいない場合は、通信講座の添削サービスなどがとても便利です。

記述問題添削

1日に少しでも勉強を行う

多くの方が働きながら資格取得を目指されています。皆さん仕事で疲れているのは同じですが、学習を継続される方とできない方に分かれます。

お酒を飲む前やTVを見る前などでもよいので、動画をみる、本を読む、問題を解いてみるなど毎日行うことを習慣化してください。

資格試験の勉強は自分との戦いです。決意を紙に書いて、天井や壁やトイレに貼ることもお勧めです。

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施工管理技士資格合格までの具体的な勉強スケジュール例

建築施工管理技士試験に向けては、3〜6か月程度の学習期間を確保すると計画を立てやすくなります。たとえば、最初の1か月はテキストで施工管理法・建築学・法規の基礎を確認し、2〜3か月目は過去問を分野別に解いて苦手分野を洗い出します。4か月目以降は年度別の過去問を本番形式で解き、得点が安定して60%を超える状態を目指しましょう。第二次検定を受ける方は、並行して経験記述のテーマを整理し、試験1〜2か月前には添削を受けるのがおすすめです。平日は30分〜1時間、休日は2〜3時間を目安に継続すると、仕事と両立しながら合格に必要な学習量を確保しやすくなります。

建築施工管理技士の勉強方法まとめ

建築施工管理技士はどんな勉強方法がある?

建築施工管理技士の試験勉強は、専門学校に通う、参考書で独学する、通信講座や動画教材を利用するの3つがあります。

参考書での独学では心許ないけれど、専門学校に通うことが難しい場合は、通信講座や動画教材を利用しましょう。家にいながら予備校のような授業を受けられ、分からないところは質問もできます。自分のペースで勉強するのが苦手な人にもおすすめです。

建築施工管理技士を勉強するときに注意することは?

建築施工管理技士試験の勉強をする際の注意点は、第二次検定の勉強をおろそかにしないことです。第一次検定はマークシート式ですが、第二次検定は記述式解答の問題も出題されるので、注意が必要です。

可能な限り第一次検定と第二次検定、両方の勉強を同時に進めて行きましょう。

取りたい資格・知りたいことをお選びください