土木施工管理技士

2級土木施工管理技士に合格するための勉強方法

35,006人の方が、この記事を参考にしています。

2級土木施工管理技士に合格するためにはどのような勉強が必要なのでしょうか。今回は、2級土木施工管理技士の効率的な勉強方法について解説します。

2級土木施工管理技士の試験概要

最初に2級土木施工管理技士の試験概要をご紹介します。

出題科目

出題科目は全部で5科目です。内訳は、土木一般、専門土木、法規、共通工学、施工管理法です。出題数と解答数は以下のとおりです。

項目出題数解答数
土木一般11問9問
専門土木20問6問
法規11問6問
共通工学3問3問
施工管理法16問16問
合計61問必要解答数:40問

土木一般、専門土木、法規の3科目は選択問題です。

出題された問題のうち、必要解答数を解答します。共通工学と施工管理法の2科目は必須問題なので、出題された問題のうち全てを解答する必要があります。

受験資格

2級土木施工管理技士の受験資格は3パターンに分かれています。いずれにしても、無条件に誰でも受けられるわけではありません。 また3パターンは、「第一次検定のみを受験する場合」、「第一次検定および第二次検定を同時に受験する場合」、「第二次検定のみを受験する場合」の3パターンです。

【第一次検定のみを受験する場合】
受検年度の年齢が17歳以上

【第一次検定および第二次検定を同時に受験する場合】
第一次検定および第二次検定を同時に受験する場合、区分は4つに分けられます。

学歴実務経験年数
1.大学・専門学校「高度専門士」指定学科卒業後1年以上
指定学科以外卒業後1年6ヶ月以上
2.短期大学、高等専門学校、専門学校「専門士」指定学科卒業後2年以上
指定学科以外卒業後3年以上
3.高等学校、中等教育学校、専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)指定学科卒業後3年以上
指定学科以外卒業後4年6ヶ月以上
4.その他指定学科卒業後8年以上
指定学科以外卒業後8年以上

【第二次検定のみを受験する場合】
第二次検定のみを受験する場合には、当年度の2級土木施工管理技術検定・第一次検定の受験者(ただし、「第一次検定のみ受験者」を除く。)、第一次検定の免除者、の2パターンがあります。

いずれの場合も第二次検定資格は同様なのですが、かなり条件が細かくなります。詳しくは以下のページをご確認ください。

一般財団法人全国建設研修センター公式ページ

2021年度より適用される受験資格の緩和について

2021年度の4月より施工管理技士全般の受験資格が緩和されます。2級に関しては、大きな受験資格の緩和などはないので、公式サイトに掲載されている受験資格は必ず確認しましょう。

今までは学科試験と実地試験の2種類で施工管理技士試験は実施されていましたが、学科試験が「第一次検定」、実地試験が「第二次検定」に名称が変わります。

また、2級の第二次検定に合格すると翌年から1級の第一次検定も受験可能とのことです。

第二次検定を受験する際には合格後5年以上の実務経験が必要ですが、2級に合格することで多くのメリットを得られます。2級の受験者にとっては大きなチャンスともいえるでしょう。

加えて、第一次検定の合格者には新規資格である「技士補」が付与されます。技士補が付与されると第一次検定が免除されて第二次検定を何度でも受験できるとのことです。

積極的に資格取得を狙ってください。

合格率

2級土木施工管理技士の第一次検定の合格率は48%~70%程度ですが、年度によって合格率にばらつきがあります。

次に第二次検定の合格率は30%~35%程度です。

第一次検定に比べると合格率が低く、また年度によるばらつきも少なめです。 第一次検定と第二次検定の両方に合格して2級土木施工管理技士になれるので、最終的な合格率は20%弱です。

受験資格を満たしている、ある程度勉強している人であってもこの数字なので、難関資格とはいかないまでも、比較的難易度の高い資格試験といえます。

2級土木施工管理技士の【第一次検定】の勉強方法

2級土木施工管理技士を取得するには、まず第一次検定をパスすることが重要です。がむしゃらに勉強しても効率が悪いので、ポイントを押さえて勉強しましょう。

とはいえ勉強方法はいたってシンプルなので、不安になることはありません。

過去問を解く

2級土木施工管理技士の試験対策の基本は過去問です。過去問を解くために最初にテキストを読み込みたい気持ちになるかもしれません。

もしくは、テキストから入るのが一般的だと思われるかもしれません。

しかし、どのような問題が出題されるかも把握しないままテキストを読み込むのは非効率的です。まずは、過去問を一通り最初に把握すべきでしょう。

過去問は年度ごとに解いてもよいのですが、科目ごとにピックアップしながら解く方法もおすすめです。例えば、各年度の土木の問題だけ解いていく方法があります。

年度ごとに解くとどうしてもいろいろな科目をいっぺんに勉強することになり、混乱する可能性があります。

そこで各年度の同じ科目を順番に解いていくことで、混乱せずに確実に押さえていくことができるのです。

特に、前提知識がなくて自力で問題を解けない場合は、科目ごとに過去問を解いていったほうがよいでしょう。

おすすめのテキスト

次に、おすすめのテキストをご紹介します。

①詳解 2級土木施工管理技術検定過去6回問題集

過去問とその解説が掲載された書籍です。最初に過去問を把握したほうがよいので、最初に取りかかるべき書籍といえるでしょう。

②2級土木施工 学科&実地試験 徹底図解テキスト

過去問の補助教材としてテキストを使うのも一つの選択肢です。ただし隅々まで読み込むものではなく、あくまでも過去問でわからなかった部分を読むのが目的です。

あくまでも試験問題を解くための勉強なので、理解が表面的すぎることも問題ですが、逆に深入りしすぎて時間を無駄にすることも禁物です。

2級土木施工管理技士の【第二次検定】の勉強方法

第二次検定も筆記試験と勉強の流れはそれほど変わりません。

過去問を解く

第二次検定の勉強方法も筆記試験と同様で、過去問を解くのが合格への最短ルートです。第二次検定では作文を書く必要がありますが、これについても過去問に解答例が載っています。

解答例を見てどのような文章を書くのが正解かを考え、練習してみましょう。

2級土木施工管理技士の勉強は通信講座もおすすめ

2級土木施工管理技士の勉強は通信講座を利用するという選択肢もあります。通信講座なら自宅にいながら学習が可能で、なおかつ勉強する時間も自由です。

基本的に講座のファイルが用意されていて、それをPCやスマートフォン、タブレットなどで受講ができます。

まとめ

2級土木施工管理技士に合格するためには、過去問を解くこと、解説を読みこむことが重要です。

それが土台になっており、テキストなどはあくまでも過去問を理解するための辞書のようなものです。

この点を意識しつつ正しい方法で学習を進めれば、ライバルよりも短時間の勉強で合格できるでしょう。

SATのWeb講座なら、分かりやすい講義動画で、どこでも手軽に学習できます。

『このブログについてお気づきの点等ございましたらこちらにご連絡下さい』

『2級土木施工管理技士に合格するための勉強方法』の記事について

取りたい資格・知りたいことをお選びください