衛生管理者は、労働者の健康を守り、快適な職場環境を維持するために欠かせない国家資格です。
常時50人以上の労働者がいる事業場では選任が義務付けられており、キャリアアップや転職のために取得を目指す方が増えています。
本記事では、衛生管理者試験の概要をはじめ、全国の試験会場、特に人気の高い「関東安全衛生技術センター 東京試験場」における2026年(令和8年度)の最新試験日程、さらに申し込み手順や勉強時間の目安まで詳しく解説します。これから受験を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
衛生管理者とは何かおさらい

衛生管理者とは、労働安全衛生法に基づき、一定規模(常時50人以上)の労働者を使用する事業場において選任が義務付けられている専門家です。職場における労働者の健康障害を防止し、衛生的な労働環境を整備・管理する重要な役割を担います。具体的な業務内容や役割の詳しい解説については、以下の関連記事をご参照ください。
関連リンク:衛生管理者とは?種類や違い、受験資格など徹底解説!
衛生管理者試験の概要を確認
衛生管理者の資格は大きく「第一種」と「第二種」に分かれており、事業場の業種によって必要な資格が異なります。
| 衛生管理者試験の種類と概要 | ||
|---|---|---|
| 試験の種類 | 対象となる業種 | 試験時間 |
| 第一種衛生管理者 | 全業種(建設業、製造業、運送業などの有害業務を含む) | 3時間(13:30~16:30) |
| 第二種衛生管理者 | 有害業務との関連が薄い業種(情報通信業、金融業、卸売業など) | 3時間(13:30~16:30) |
第一種はすべての業種で衛生管理者になれるため出題範囲が広く、第二種は有害業務に関する科目が出題範囲に含まれない(出題されない)という特徴があります。試験はどちらもマークシートの五肢択一式で行われます。
関連リンク:公益財団法人 安全衛生技術試験協会
衛生管理者試験の会場はどこ?
衛生管理者試験は、原則として全国7ブロックに設置されている「安全衛生技術センター」に加え、「東京試験場」と「大阪試験場」を含めた全9箇所で実施されます。各試験会場の所在地と、詳細情報が確認できる公式ページのリンクをまとめました。
| 全国の安全衛生技術センター・試験場一覧 | ||
|---|---|---|
| センター・試験場名 | 所在地 | 詳細リンク |
| 北海道安全衛生技術センター | 北海道恵庭市 | 北海道センター |
| 東北安全衛生技術センター | 宮城県岩沼市 | 東北センター |
| 関東安全衛生技術センター | 千葉県市原市 | 関東センター |
| 関東安全衛生技術センター 東京試験場 | 東京都港区 | 関東センター |
| 中部安全衛生技術センター | 愛知県東海市 | 中部センター |
| 近畿安全衛生技術センター | 兵庫県加古川市 | 近畿センター |
| 近畿安全衛生技術センター 大阪試験場 | 大阪府大阪市 | 近畿センター |
| 中国四国安全衛生技術センター | 広島県福山市 | 中国四国センター |
| 九州安全衛生技術センター | 福岡県久留米市 | 九州センター |
関連リンク:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「各センター案内」
【2026年最新】全国の安全衛生技術センター 試験日程の概要
全国に設置されている各安全衛生技術センターでは、年間を通じて定期的に衛生管理者試験が実施されています。令和8年度(2026年度)における各地域の大まかな試験実施ペースは以下の通りです。
- 北海道安全衛生技術センター(北海道):月に1〜2回程度
- 東北安全衛生技術センター(宮城県):月に1〜2回程度
- 関東安全衛生技術センター(千葉県):月に3〜5回程度
- 中部安全衛生技術センター(愛知県):月に2〜3回程度
- 近畿安全衛生技術センター(兵庫県):月に2〜3回程度
- 近畿安全衛生技術センター 大阪試験場(大阪府):年数回の出張特別試験
- 中国四国安全衛生技術センター(広島県):月に1〜2回程度
- 九州安全衛生技術センター(福岡県):月に1〜2回程度
地域によって月に1回のみの場所もあれば、関東のように月に何度も実施される場所もあります。また、これらの常設センターでの定期試験に加えて、各都道府県の主要都市で行われる「出張特別試験」が年に数回実施されるケースもあります。
ご自身が受験を予定しているセンターの具体的な試験日カレンダーについては、必ず安全衛生技術試験協会の公式サイトより最新の情報をご確認ください。
関連リンク:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「各センター試験日程」
【2026年最新】東京試験場の試験日一覧(令和8年度)
関東エリアで受験を検討されている方に向けて、アクセスが良く大変人気のある関東安全衛生技術センター 東京試験場(東京都港区)で開催される令和8年度(2026年4月〜2027年3月)の試験日程を例に見ていきましょう。第一種・第二種ともに試験日程は以下の表の通りです。
| 【令和8年度】関東安全衛生技術センター 東京試験場 試験日程 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 年 | 月 | 第一種衛生管理者 | 第二種衛生管理者 | 試験開始時刻 | 試験終了時刻 |
| 令和8年 | 4月 | 3日、8日、15日、18日、21日 | 13:30 | 16:30 | |
| 5月 | 12日、14日、18日、20日、21日、23日、27日、28日 | ||||
| 6月 | 1日、6日、9日、10日、16日、18日、23日、25日 | ||||
| 7月 | 2日、4日、7日、14日、17日、22日、28日、29日 | ||||
| 8月 | 4日、6日、12日、21日、25日、26日、27日、29日、31日 | ||||
| 9月 | 1日、2日、5日、8日、9日、16日、29日 | ||||
| 10月 | 1日、5日、6日、7日、13日、15日、22日、25日、27日、29日 | ||||
| 11月 | 4日、5日、10日、12日、15日、17日、19日、24日、26日、30日 | ||||
| 12月 | 2日、3日、5日、8日、10日、15日、16日、17日、20日 | ||||
| 令和9年 | 1月 | 8日、15日、18日、23日、25日 | |||
| 2月 | 1日、4日、7日、9日、10日、15日、17日、20日、24日、26日 | ||||
| 3月 | 1日、4日、6日、9日、10日、15日、17日、18日、24日、25日、27日 | ||||
土日祝日など休日に試験が行われる日(4/18、5/23、6/6、7/4、8/29、9/5、10/25、11/15、12/5、12/20、1/23、2/7、2/20、3/6、3/27)については、試験は実施されますが、窓口での受験申請書の受付業務は行われていませんのでご注意ください。
関連リンク:関東安全衛生技術センター 東京試験場「令和8年度 東京試験場版 各種免許試験案内」
試験申し込み方法や期限
衛生管理者試験の受験申請には、主に「オンライン申請」と「書面による申請(郵送・窓口持参)」の2つの方法があります。
オンライン申請
協会のホームページでアカウントを作成することで申し込みが可能です。書面の取り寄せが不要で、クレジットカード決済等に対応しているためスムーズに手続きできます。
書面による申請
「免許試験受験申請書とその作り方(冊子)」を取り寄せ、必要事項の記入や写真の貼り付けを行い、郵便局等で試験手数料(8,800円・非課税)を払い込んだ後、簡易書留で郵送するか窓口へ持参します。
申し込みの受付は試験日の2ヶ月前から開始されます。
期限については、郵送・オンラインの場合は試験日の14日前(郵送は消印有効)までと定められています。なお、東京試験場の窓口へ持参する場合は試験日の2日前(休業日を除く)の16時まで受け付けていますが、各地方センターによって窓口の受付規定が異なる場合があるため必ず確認しましょう。

期限前であっても、定員に達した時点で受付が早期に締め切られてしまうため、余裕を持った早めの申請がとても重要です!
申し込みに関する詳しい申し込み手順や注意事項については、試験を受ける各センターのリンク先を併せてご確認ください。
関連リンク:関東安全衛生技術センター 東京試験場「令和8年度 東京試験場版 各種免許試験案内」
衛生管理者は何か月で合格できるか?勉強期間目安
衛生管理者試験に合格するために必要な勉強時間は、一般的に第一種で「約60時間〜100時間」、第二種で「約40時間〜60時間」と言われています。
これを期間に換算すると、1日1時間〜2時間程度の学習をコツコツ続けた場合、約1ヶ月〜3ヶ月程度が合格までの標準的な目安となります。
出題範囲は、労働生理、労働衛生、関係法令と多岐にわたるため、単なる暗記だけでなく法的な背景などの体系的な理解が求められます。ご自身の基礎知識やライフスタイルに合わせて、無理のない学習計画を立てることが一発合格への近道です。
※学習時間の目安は、一般的な資格学習サイトの統計やSATのデータに基づいています。
衛生管理者の合格を目指すならオンラインの通信講座がおすすめ
仕事と両立しながら衛生管理者試験の短期間での合格を目指す方には、SATのオンライン通信講座がおすすめです。
SATの教材は満点を目指すわけではなく、『合格』を目指す教材です。
合格基準である60%以上の得点ができるよう要点を絞っているため、スマホやPCを使った隙間時間の学習で、短期間での合格が実現できます。
講座の詳細や教材のサンプルについては、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
まとめ
今回は、衛生管理者試験の概要や全国の試験会場、東京試験場の令和8年度(2026年度)の詳細な試験日程、申し込みルールについて解説しました。
試験は年間を通じて定期的に実施されていますが、人気の会場は早期に定員が埋まってしまうため、計画的な受験申し込みが合格への第一歩です。ご自身のペースに合わせた約1〜3ヶ月の学習期間を確保し、SATの通信講座などを活用して、着実に合格を掴み取りましょう。


















