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知的財産権の初心者必見!分かりやすく教えます|T.S氏

135人の方が、この記事を参考にしています。

神奈川県大和市で行政書士事務所を経営している、T.Sと申します。

大学での専門は、高分子化学でした。電機メーカーに就職し材料技術者として、光記録材料、複合材料、光硬化型材料、トナーなどの開発に従事しました。その間に材料関連を中心に約150件の特許出願をしています。そこで特許や知的財産に目覚めました。

その後、知財部門で特許権利化、特許調査、知的財産権の活用、契約書作成などの仕事に従事しました。

知的財産権法を学ぶうち、他の法律の勉強にも興味を持ちました。仕事をしながら勉強を続けて、2013年に行政書士試験に合格しました。

2019年より行政書士事務所を開業して今に至ります。知的財産経営・知財コンサルティングに従事し、中小企業の多くの知財コンサルティングの実績が有ります。

 

T.S氏はSAT PROの登録専門家であり、企業研修やセミナー講師としてご活躍されています。

T.S氏のプロフィールを詳しく知りたい方はこちらからアクセスください。

業務実績について

つづいて、今までの業務実績について簡単に紹介していきます。

光記録媒体の研究開発で基礎技術を確立

  • キヤノン(株)メモリ開発センターにおいて、記録媒体用の複合導電材料(高分子材料と潤滑剤)の開発をしました。
  • 日本応用磁気学会で論文発表をしました。
  • 液晶材料及びフォトクロミック材料を用いた光記録プロセスの開発をしました。
  • 光記録関連技術について特許出願(日本85件、欧米15件)をしました。

新規トナー製品の開発及び生産立ち上げ

  • キヤノン(株)メモリ開発センターにおいて、電子写真プロセス評価、重合トナーの材料開発を担当。業界初のカラー重合トナーを製品化しました。
  • 工場・生産部門に新開発トナーの技術指導し生産性、品質管理などの問題点を検討し新製品を立ち上げました。

特許調査、技術調査、環境法規制調査などで商品企画や事業経営に貢献

  • キヤノン(株)周辺事業本部企画センターにおいて、バイオトナー及びバイオプラスチックについての特許技術動向調査と技術調査、環境法規制の調査を行いました。
  • 省エネ向上プロジェクトのリーダーとして、バイオトナー及び環境系材料の商品企画を推進しました。

自動車内装部品材料の開発及び製品化

  • 日産自動車テクニカルセンター材料技術部高分子材料グループにおいて内装部品材料の開発をしました。

知財戦略の推進

  • キヤノン(株)知財推進センターで特許調査、特許明細書作成、意匠出願、商標出願、中間処理、発明発掘、特許出願先行技術調査、特許無効資料調査、特許技術動向調査などを行いました。
  • 研究開発部門、事業部門と一体となってトナー及びトナーカートリッジの知財戦略を推進しました。知財推進センター勤務時には、キヤノン(株)元専務・知財法務本部長・弁理士の丸島儀一氏から知的財産経営の何たるかを学びました。

知的財産経営・知財コンサルティング

  • 知財専門の行政書士として、出願前の特許調査、商標調査やネーミング相談、権利化後のロイヤリティ契約や権利移転の手続に携わってきました。
  • 中小企業の知財コンサルティングの実績が5件あります。
  • 知財コンサルティングとして、自動車部品メーカーやめっきメーカーなどの知財部門の立ち上げ及び知財部門人材の育成、知財の各種規程や知財部門体制整備を行いました。

SAT PROでの専門領域の紹介

SAT PROでの講座は、知的財産経営マスターセミナーになります。経営者、知的財産権(特許、意匠、商標など)の初心者及び入門者、知的財産権の仕事に関係している人です。

特にこの講座を受講していただきたい方は、以下のような方々です。

・知財戦略立案の必要性がある!

・知財を経営戦略に活かしたい。

・単純に知財戦略について勉強したい!

知的財産経営の基礎知識を学ぶことにより、次のようなスキル習得を目指します。

・知的財産権の知識を有し、知的財経営を推進できる。

・研究開発において知的財産を効率的に創造するための戦略を立案できる。

・特許や商標などの知的財産を権利化するための戦略を立案できる。

・知財を活用するための戦略を立案できる。

・自社の知財情報・分析結果を管理するための戦略を立案できる。 

SAT PRO「知的財産経営マスターセミナー」の講座内容

知的財産経営について、講師のキヤノン(株)の知財部門、研究開発部門、商品企画部門、生産部門での現場経験に基づいた実践的な内容で解説します。

本講座は、知的財産経営について、講師のキヤノン(株)での現場経験に基づいた知財の専門的知識を土台に、日本企業が事業で勝つための実践的な知的財産戦略(知財戦略)のあらましをお伝えしようとするものです。

知的財産戦略とは何か?

知的財産戦略とは、事業を強くする知的財産の創造、保護(権利化)、活用の戦略です。知財戦略=知的財産によって競争力を確保し、会社を伸ばすための戦略です。

知財戦略には、大きく5つに分けて知的財産の創造戦略、権利化戦略、活用戦略、管理戦略、インフラ戦略があります。

  • 創造戦略…研究開発において知的財産を効率的に創造するための戦略
  • 権利化戦略…特許や商標などの知的財産を権利化するための戦略
  • 活用戦略…独占・ライセンス・譲渡・プールなど、知財を活用するための戦略
  • 管理戦略…自社の知財情報・分析結果を管理するための戦略
  • インフラ戦略…知財の各種規程や体制を整備するための戦略

これらの知財戦略を企業の経営戦略に応じて独自にミックスさせることにより知財経営を推し進めます。

技術力を土台とする企業が、事業で勝つには、経営方針の下で、技術の目利き、事業の目利き、知財の目利きが、それぞれ先読みして自ら意思決定し、知恵を絞って戦略を描き、研究開発部門、事業部門および知財部門が「三位一体」となって戦略を遂行するように活動しなければなりません。

本講座では、そのために知的財産の何を知り、何を実践すべきかについて説明していきます。

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知的財産経営の基礎レベルから説明するので、初心者や入門者にもわかりやすい講座です。必要な予備知識は特にありません。

知的財産経営は、日本の製造業にかかわるすべての企業人に必須な知識です。

事業規模が大きい企業は知的財産の重要性を認識していることも多いですが、技術に力を注ぐ中小企業やベンチャー企業は、大企業と競争する際の知的財産戦略の有無がまさに生死を分けるからです。

中小企業やベンチャー企業の経営者は研究開発、知財、事業を一手に引き受けることが可能であり、その学習効果はてきめんです。私が勤務したキヤノンも昔は中小企業でした。知的財産は企業の活路を開き、企業生命も延命化させるものです。

 

経歴と資格紹介

ここで簡単に経歴と所持している資格を紹介させていただきます。

経歴

1974年:新潟県立長岡高校
1979年:新潟大学工学部応用化学科卒業
1979年~1981年:天昇電気工業東京事業部成形技術部
1981年~1984年:日本ビクター(株)開発研究所
1984年~1987年:キヤノン(株)生産技術研究所
1987年~1992年: 同社  メモリ開発センター
1992年~2001年: 同社  化成品開発センター
2001年~2009年: 同社  知財推進センター
2009年~2015年: 同社  周辺機器事業本部企画センター
2015年~2018年:日産自動車(株)テクニカルセンター材料技術部
2019年:行政書士開業

資格

行政書士(神奈川会登録番号19090111)
知的財産技能管理士2級
知的資産経営認定士
ビジネス著作権検定上級
行政書士知的資産経営研究会所属

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