はじめまして。K.Kと申します。
みなさんの会社では、新商品開発に困っていませんか?
しっかりした技術はあるのに、なかなか売れる商品が開発できない、新しい発想の商品が生み出せない方も多いでしょう。
そのようなものづくり企業の技術者の皆様に、SAT PRO随一の、というより我が国随一の「技術者のための新商品企画システム」をお話しいたします。
K.K氏はSAT PROの登録専門家であり、企業研修やセミナー講師としてご活躍されています。
K.K氏のプロフィールを詳しく知りたい方はこちらからアクセスください。
新商品開発の難しさ
ご存じの通り、新商品開発はというステップで進行します。
① 何を作るか企画する(調査、発想、決定)
② 必要な技術を考え、研究し、設計し、試作して決定する
③ 量を作り、品質を確保できるように製造技術・工程を研究し、試作して決定する
BtoC企業(コンシューマー向け商品)の場合は①から始めますが、BtoB(企業向け商品)の場合は多くは取引先から指定されるので、②からという場合がほとんどです。
しかしBtoBの皆さんでも新規事業として、培った技術を活かして独自商品を一般向け市場に発売することもあるでしょうし、取引先に新規商品の開発を提案するというケースもあるでしょう(実はオススメです)。
これらの場合はBtoCと同じ立場で①の「新商品企画」からスタートせねばなりません。
この場合の苦労は想像を絶するものになるでしょう。現在その最中の方もいらっしゃると思います。何しろ普段とは違う「企画業務」にタッチする訳ですから、技術者の皆さんにとっては「雲をつかむような」仕事になるでしょう。
例えば参考書を購入したり、GoogleやYouTube、あるいはAIを検索したり、または研修会・セミナーなどに出てにわか勉強に努めることになってしまいがちです。
BtoCまたはBtoBで多くの資料や研修では商品企画では、以下のようなことが言われることがあります。
- ターゲット購入層を決めてイメージを明確にする
- どのような商品が市場で売れているか、口コミはどうか調査する
- SNS、アンケート調査、グループインタビューなどでユーザー調査をして新たに望まれる商品の方向を探索する
- 皆でアイデアを練って新商品の仮説を立てる
- 自社の方向、技術、コスト等で可能な商品を決定する
これらは従来からマーケティングの世界では常識で、 皆さんの中にもこのような流れで進めて来られた方も多くいらっしゃると思います。
しかし、そのどれもが技術者の皆さんは「今ひとつしっくりこないな」「あいまいだな」と思っていませんか?
「商品企画なんてどうせこんなものでしょう」、 「次の開発段階こそ自分達の本業だから、そこで良いモノを作り込めばいい」、 「他に良いやり方はないでしょうが…」と言った考え方になることもあるかもしれません。
- 基本、経験や勘が大切です
- 数値化、理論化が苦手です(元々数学的なコトがキライなので)
- 分析し、体系化しようという気がありません(結果オーライです)
こういった考え方でマーケティングを進める方もいらっしゃるかもしれません。このように作り上げた方法論は検証ができず、再現性がなく、次回はまたゼロからスタートせねばなりません。
真面目な方であれば、納得できずにモヤモヤしてしまうのです。
仮説を立て、正確に測り、数値やグラフで表現し、モデルを作り結果を予測する、そして誤差を修正して更に改良する、こういうシステマィックなやり方が好きな方には耐えられないことが多いことでしょう。
数十年前の商品企画に類する書籍の1/2~2/3は、「上手な企画書の書き方」、「こうすれば企画書は通る」、「これが大ヒット商品の企画書」といった「企画書」のノウハウ本でした。
これでは、商品企画の仕事が「企画書を通せばいい」ということになってしまい、「企画書が通る」=「商品がヒットする」という図式のように見えます。
勿論、通らない企画はヒットも何もありませんが、企画が通ればそれでいいというのはおかしいのです。
「開発・生産が良いモノを作り、営業・販売がうまく売れば何とかなる」という考えでは、責任を他部署に押しつけることになってしまいます。
ただし、この方法でどのくらい成功するかは分かりません。自分の責任ではないので、「わからなくて当然」ということでしょう。「成功率が低いのが当たり前の世界」と考えているのかもしれません。
適当に調べ、適当に考えて書いた企画書から生まれた「成功」は他部署の奮闘のおかげでしかありませんが、私の企画書からは「失敗」の2文字は生まれません。
技術者が考える商品企画とは
筆者であれば、例えば 「20代~40代の女性会社員で***を使っている方(同年代女性の約15%)をターゲット層に販売すれば、5段階評価で4.6の購入希望度を保証できる」というような商品を企画提案できます。
しかも、デザイン・大きさ・機能・価格などもある程度詳細に規定しますので、後の開発もぶれることなく、正確かつスピーディに行えます。
ターゲットも明確なので、営業活動も早くから良いものを準備できます。これぞ、技術者の皆さんが行うべき、本当の商品企画です。
経験や勘で実施して思うように成果の出なかった商品企画の進め方を、技術者の皆様に最適なシステマティックな方法にしてみましょう。
定性的手法で大量の有効な仮説を創出し、定量的手法できちんと評価して最適なコンセプトに仕上げる、バランスの良い方法が失敗のない成果を生みます。
この一連の流れをスムースに達成する最強のシステムが、Neo P7(新・商品企画七つ道具)です。
Neo P7の特徴
- 前半は定性的手法、後半は定量的手法が中心で、わかりやすく、進めやすい。
- 要所要所で顧客とコミュニケーションを図り意見を取り入れいるので、顧客の意向から外れない、購入したい商品が必ず企画できる。
- 前半の定性的手法では200件以上に及ぶ画期的な新仮説を創出できる。しかも表完成方式を多用して、あいまいさが少ない仮説抽出・アイデア発想の方法になっているので、システマティックに進めらる。
- 後半の定量的手法は統計手法を多用し、ユーザーの評価点を完璧に数値化し、分析する。技術者の方々が特に絶賛されるのが⑤ポジショニング分析と⑥コンジョイント分析の2法で、この2法はNeo P7の極めて高い能力を如実に示す。
- ⑤のポジショニング分析は、下図のような評価項目を集約した軸を用いたマップ上に仮説の平均位置をプロットし、「理想ベクトル」により最適な開発方向を示し、どの仮説が有用で目標に近いかを明確に図示する。しかも、男女、年代、職業、性格分類など多様な層別分析が可能で、このような精密な分析は他の手法では困難である。
- ⑥のコンジョイント分析は、品質管理で有名な「実験計画法」と「直交表」を基礎に作られているので、技術者の皆様には「なるほど!」と納得の行く手法である。最終案に何を採用すべきかを明示し、その際の購入意向の予測値を精密に計算する。これも男女年齢性格別などで層別しての予測が可能。下図は更に「クラスター分析」を用いて購入意向の高い「真のターゲット層」を抽出して最適条件を求めた例である。
いかがでしょうか。技術者のあなたにふさわしいシステマティックな商品企画の方法論、それはNeo P7以外には考えられません。
あなたご自身のためにも、会社の将来のためにも、SAT PROでNeo P7を学んでみましょう。
Neo P7を学ぶと、技術者のあなたが次のことを自然に実現できるようになります。
- ユーザーの潜在ニーズをザクザクと発掘し、今まで例のない商品を創出する。
- 平均1時間に30件以上の従来にない大量のアイデアを発想したり、常識を打ち破るユニークなアイデアを発想することができるようになる。
- これらから、最低でも200件以上の新仮説を創出し、定量的に評価・厳選して10~20件の優良仮説に絞ることができる。
- ユーザーへのインタビューやアンケート調査を効率的かつ正確に実行できるようになる。
- ポジショニング分析により、アンケートデータから仮説の比較評価や「最良仮説」の判定が楽にできるようになる。
- コンジョイント分析により、最高に売れる企画案を最終的に決定し、購入意向を正確に数値予測することができる。必要であればクラスター分析を併用し、最良のターゲット層を抽出し、最適条件で必ず5段階で4.0以上の購入意向を実現できる。
- 「品質表」により、企画案を開発技術側と連携して確実に実現できるようになる。
勿論、きちんと時間をかけて学ぶ必要がありますし、絶対に効果を保証できる訳ではありません。
ただし、Neo P7は技術者の皆さんには決して難しい手法ではありません。SAT PROにて皆様のお越しをお待ちいたします。