消防設備士

消防設備士試験の申込期限は早くて試験2ヶ月前!合格後の免状申請も解説!

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消防設備士試験は、1年間のうちに数回実施されている試験です。

しかし、消防設備士は甲種が1~5類、乙種1~7類と資格の種類が多く、またそれぞれの種別で試験日程が違うため、情報がつかみづらいといった特徴があります。

そのため、「受験するはずだった試験の申し込み期限が、知らないうちに過ぎている」なんてことがあるかもしれません。

さまざまな種別の試験が全国各地で開催されますが、早い場合だと試験日約2ヶ月前が申し込み期限になっています。

受験する消防設備士試験についての情報は常に確認して、間違いなく受験できるように万全の準備を整えましょう。

そこで今回は、消防設備士試験の申し込み期限や方法、免状の申請方法について解説します。

消防設備士試験の申し込みはいつまで?

まず、消防設備士の申し込み期限と試験日、開催頻度について解説します。

冒頭でも触れましたが、消防設備士は頻繁に開催されるため受験者にとってチャンスは多いですが、受験する種類によって日程が違うので注意が必要です。

令和5年度(2023年4月~2024年3月)の消防設備士の試験日程について、東京都を例に見ていきましょう。

令和5年度 消防設備士 東京都の試験日程

試験日試験の種類電子申請の受付期間書面申請の受付期間
4/9(日)甲種1類2/14~2/242/17~2/27
4/23(日)乙種6類2/28~3/103/03~3/13
5/13(土)甲種4類3/14~3/243/17~3/27
5/20(火)甲種特・2・3・5類3/28~4/073/31~4/10
5/27(土)乙種4・7類4/04~4/144/07~4/17
6/10(土)乙種6類4/11~4/214/14~4/24
6/17(土)甲種4類4/25~5/054/28~5/08
7/1(土)甲種1類5/09~5/195/12~5/22
7/15(土)乙種1・2・3・5類5/23~6/025/26~6/05
7/22(土)甲種4類5/30~6/096/02~6/12
7/29(土)甲種特・2・3・5類6/06~6/166/09~6/19
8/5(土)甲種4類6/13~6/236/16~6/26
8/11(金)乙種4・7類6/20~6/306/23~7/03
8/26(土)乙種6類7/04~7/157/07~7/18
9/2(土)乙種1・2・3・5類7/11~7/217/14~7/24
9/8(月)甲種1類7/25~8/047/28~8/07
9/30(土)甲種4類8/07~8/188/10~8/21
10/1(日)乙種6類8/07~8/188/10~8/21
10/14(土)乙種4・7類8/22~9/018/25~9/04
10/22(日)甲種1類8/29~9/089/01~9/11
10/29(日)甲種特・2・3・5類9/05~9/169/08~9/19
11/19(日)甲種4類9/26~10/079/29~10/10
12/9(土)甲種特・2・3・5類10/17~10/2710/20~10/30
12/16(土)乙種6類10/24~11/0310/27~11/06
12/23(土)乙種4・7類10/30~11/1011/02~11/13
1/8(月)甲種4類11/07~11/1711/10~11/20
1/20(土)甲種1類11/21~12/0111/24~12/04
1/23(火)乙種6類11/21~12/0111/24~12/04
1/28(日)甲種特・2・3・5類11/28~12/0812/01~12/11
2/4(日)甲種4類12/05~12/1512/08~12/18
2/18(日)乙種4・7類12/22~1/0612/25~1/09
2/25(日)甲種4類1/02~1/121/05~1/15
3/2(土)乙種1・2・3・5類1/09~1/191/12~1/22
3/10(日)乙種6類1/16~1/261/19~1/29
3/17(日)甲種1類1/23~2/021/26~2/05
3/23(土)甲種4類1/30~2/102/02~2/13

上記が消防試験の日程です。東京都は人口も多いため、試験実施回数が多くなっています。

全国各地の試験日程については、消防試験研究センターにて必ず確認してください。

消防設備士試験の申し込み方法

ここでは、消防設備士試験の申し込み方法について解説します。

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申請は書面申請、電子申請の2種類あるので、自分に合った方法を選択しましょう。

書面申請

書面申請は、試験の種類ごとに必要書類を揃えて、期間内に試験センターへ申し込みをする方法です。

申請窓口は、各都道府県の消防試験研究センターです。
また、申し込みに必要な書類については次のとおりです。

消防設備士 受験申請に必要な書類(書面申請のみ)

  1. 受験願書
  2. 受験資格を証明する書類(甲種消防設備士試験を受験する者のみ)
  3. 既得免状のコピー(既に消防設備士免状を取得している者のみ)
  4. 免除の資格を証明する書類等(試験の一部免除を受ける者のみ)
  5. 郵便振替振込受付証明書(受験願書と一緒に配布されている)

上記が書面申請に必要な書類になります。

受験者によって必要なものが異なってくるため、申し込みする前に必ず確認しておきましょう。

電子申請

次に、電子申請の方法について解説します。
電子申請は、インターネットを利用して消防設備士試験に申し込みをする方法です。

ただし、電気工事士電気主任技術者などの受験資格を証明する書類が必要な場合は電子申請については申し込みができない方もいます。
申請する前に必ず、消防試験研究センターの「電子申請手続きの注意事項」を読んでください。

電子申請は、消防試験研究センターの電子申請ページから行います。

申し込みが完了するまでの流れは次のとおりです。

順序行動備考
1受験申し込み(電子申請)申請期間に注意する
2試験手数料の払い込み申請後3日以内に払い込み
3受験票のダウンロード・印刷郵送はされないので注意する
4受験票への写真添付・受験票の完成縦4.5cm×横3.5cmの写真を添付する
5消防設備士試験を受験完成した受験票を添付する

上記が電子申請の流れです。
続いて、電子申請の際に準備すべき物について見ていきましょう。

1プリンター受験票の印刷に必要
2既得免状(所有者のみ)免状番号の入力の際に必要
3クレジットカード(該当者のみ)試験手数料の決済時に必要
4前回の受験票又は試験結果通知書(再受験者のみ)3年以内に受験した際の受験番号や資格コードが必要

電子申請の際に準備すべき物については以上です。

団体申し込みされる方は、消防試験研究センターの「団体申請トップ」のページをご覧ください。

これらが試験の申し込み方法です。両方とも難しくはないので、自分に合った方法で申し込みを完了させましょう。

合格後の消防設備士の免状申請

消防設備士試験に合格したら、免状申請をしましょう。ここでは、免状申請に必要な書類と手続きについて解説します。

1.申請先
受験した各都道府県の消防試験研究センターに申請してください。
東京都のみ、中央試験センターへの申請です。

2.申請に必要なもの
申請に必要なものは次のとおりです。

1免状交付申請書及び試験結果通知書
2既得免状(現に免状を交付されている方のみ対象)
3郵送用封筒(郵送を希望される方のみ対象)※1

※1 封筒の形状は長さ14cm~23.5cm、幅9cm~12cmです。
※2 封筒の表面には郵便番号・住所・氏名を記入し、404円分(簡易書類郵便料金)の切手を添付して裏面の下側に受験番号を記載後、郵送してください。

窓口で直接受け取りを希望される方は、消防試験研究センターの公式ページを参考にしてください。

3.手数料
免状申請の手数料は1種類につき、2,900円です。
ただし、地域によって申請の仕方が異なるので必ず確認してください。

東京都の場合試験会場で配布された専用の納付書で東京都指定金融機関等に納付した後、領収証の原本を申請書に添えて申請してください。なお、中央試験センターの窓口では、現金による納付も可能です。
大阪府の場合試験会場で配布された専用の納付書で指定金融機関等へ納付又はコンビニエンスストアで納付した後、大阪府手数料納付済証(大阪府行政事務申請手続用)の原本又はコンビニエンスストアのレジで発行された大阪府手数料納付済証(大阪府行政事務申請手続き用)の原本を申請書の裏面に貼って申請してください。
広島県の場合広島県内各消防署で配布している専用の納付書で広島県指定金融機関等に納付した後、払込証明書の原本を申請書の裏面に貼って申請してください。
東京都・大阪府・広島県以外の場合収入証紙又は領収証紙を申請書裏面の下部に貼って申請してください。

詳しくは、消防試験研究センターにて確認してください。

免状は申請してから交付されるまで少し時間が掛かります。
合格した方は申請を後回しにせず、スムーズに終わらせましょう。

消防設備士の受験申し込みと免状申請まとめ

この記事では、消防設備士の申し込み期限とその方法、免状の申請について解説しました。

記事の内容について簡単にまとめます。

消防設備士の申し込みについて

1申込期限は試験の種類によって違う
2申請方法は「書面申請」と「電子申請」の2種類
3免状申請の手数料は2,900円

消防設備士は、非常に種類が多いですが、汎用性も高い資格です。

試験が開催される頻度も他の試験と比べて多いため、積極的に取得することができます。複数種別を受験される方は、難易度の簡単なものからコツコツと取得していきましょう。

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