設備系資格
建築物環境衛生管理技術者

ビル管理士の勉強時間の目安は?合格に向けた勉強方法やコツを徹底解説

ビル管理士の勉強時間の目安は?合格に向けた勉強方法やコツを徹底解説

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ビル管理士試験の合格率が低い理由の一つに、1日かかる長丁場の試験であることと、科目や問題数が多いため1問あたりに使える時間が少ないことがあげられます。

しかし、過去問を中心に正しいアプローチで勉強を行えば、独学での合格も決して難しくありません。

そこで今回は、ビル管理士試験の概要やタイムスケジュールといった基本情報から、合格に必要な勉強時間の目安、過去問を活用した効率的な勉強方法までを徹底解説します。試験合格に向けた第一歩として、ぜひ参考にしてください。

ビル管理士ってどんな試験?

ビル管理士(正式名称:建築物環境衛生管理技術者)とは、ビルの環境や衛生管理が維持できているかを指導、監督する資格です。合格率は15%~30%の難易度の高い資格です。

そんなビル管理士試験の試験は、年に1回全国6カ所の試験会場で行われます。

試験科目は7科目で、試験時間は午前3時間(90問)、午後3時間(90問)の合計6時間で180問が出題されます。

それでは試験概要や時間割を紹介します。

試験概要

ビル管理士の試験日や合格率などは以下のとおりです。

試験日 毎年10月の第一日曜日
受験費用 17,900円(非課税)
合格基準 各科目40%以上で、合計で65%以上の117問以上の正解
試験形式 筆記試験(5択のマークシート)
受験資格

実務経験2年以上
※実務経験に該当する業務は公式サイトを参照

試験地 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市 および 福岡市
試験科目
(7科目)
  • 建築物衛生行政概論
  • 建築物の構造概論
  • 建築物の環境衛生
  • 空気環境の調整
  • 給水および排水の管理
  • 清掃
  • ねずみ、昆虫等の防除

引用元:日本建築衛生管理教育センター

2026年度のビル管理士試験は、2026年10月4日(日)に実施されます。

問題数や試験範囲が広く、合格率も低いので難易度が高いように思えますが、効率のよい勉強を行えば、独学でも十分に合格を狙える資格です。

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一度ビル管理士の資格を取得すれば、転職や年収アップにつながる強い武器になるので、今から正しい試験対策を進めていきましょう。

ビル管理士試験の時間割

ビル管理士試験は、午前と午後に分かれていて1日かかるのが特徴です。

午前の試験時間は9時30分~12時30分の3時間で、3科目合計90問の出題数となっています。
午前の部は、7科目中3科目を3時間で解答します。その後45分の休憩を挟み、13時30分から残り4科目の試験を行います。

ビル管理士試験 午前の部

  1. 建築物衛生行政概論
  2. 建築物の環境衛生
  3. 空気環境の調整

午後の試験時間は13時30分~16時30分の3時間です。 4科目と午前の部よりも科目は多いものの、問題数は90問と同じです。

ですので、時間配分は同じ割合で計算・対策できます。1問あたり平均2分程度となりますが、各科目の得意・不得意に沿って、時間配分を調整するのも大切です。

ビル管理士試験 午後の部

  1. 建築物の構造概論
  2. 給水および排水の管理
  3. 清掃
  4. ねずみ、昆虫等の防除

「途中退室」を有効に使う

実はビル管理士試験は、試験開始1時間ほどで途中退室することが可能です。

例えば、午前の試験で早めに解答を終えて十分に見直しを行ったら途中退室し、混雑する前に昼食を済ませて、午後の科目(構造概論や給排水管理など)の暗記項目の最終チェックに時間を充てるという有意義な過ごし方も可能です。

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試験時間と途中退出も考えたうえで、当日の動きを検討しましょう。

ビル管理士の合格に必要な勉強時間の目安

試験に合格するためには、1日1〜2時間の勉強で期間にすると半年ほど(総勉強時間として300〜400時間程度)かかるため、計画的に勉強に取り組む必要があります。

このペースはテキストや解説をじっくり読む時間も含まれているので、1日あたり2〜3時間に勉強時間を増やせば、3〜4ヶ月といった短期間での合格も十分に可能といえます。

しかし、問題数が多いうえに、暗記することが多いため、くり返し勉強して定着させることが重要です。

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最低でも1ヶ月、できればそれ以上と、余裕を持った勉強スケジュールを組むことをおすすめします。

ビル管理士の効率的な勉強方法

ビル管理士はビル管理の上位資格ゆえに、すでに現場で設備管理やビルメンテナンスに従事している方が多く取得するはずです。働きながら勉強するには、限られた時間の中で効率的に勉強することが求められます。

そこで、勉強できる時間を最大限に活用できる、おすすめの勉強方法を紹介します。

まずは過去問でレベルを把握

ビル管理士試験を受験する人は、ビル管理の実務経験が受験資格ということもあり、試験内容の知識はある程度持っていることが予想されます。

そのため、まずは過去問を解き、どれくらい解けたかによって、必要な勉強時間を把握することから始めましょう。

わからない問題が多いなら勉強時間を増やす、予想以上に解けた場合は間違えた問題に集中するなど、やるべきことが明確にわかります。

また、ビル管理士の関連資格を取得している場合、その試験と同様の問題が出題されることがあります。

先に勉強している分、勉強時間を短縮できるので、より合格に近付くでしょう。他の資格と類似している試験内容は、以下のものがあげられます。

ビル管理士と類似している他の資格例

過去問をメインにくり返し勉強する

ビル管理士の試験は過去問と似た問題が多く出題されるため、過去問を中心に勉強することが基本的な対策です。

過去問はただ単に解くだけでなく、「過去数年間分をくり返し解く」ことが合格のポイントです。

そして、過去問を解く際は、前半と後半に区切ることも大切です。180問を一気に勉強するよりも、半分に分けることで内容の理解と暗記が並行してできます。

また、内容を暗記するだけではなく、問題の理解度を上げることも重要です。
間違った問題をメモしておく、意味が分からない用語を調べるといった工夫を取り入れましょう。

Eラーニングを活用する

過去問の解説を読んでも理解できない、独学では勉強が続かないという方も少なくありません。そのような方は、動画視聴とテキストで勉強できるEラーニングの活用がおすすめです。

Eラーニングは、専任の講師のわかりやすい解説動画を視聴できるので、文章の解説を読むよりも理解しやすくなります。

テキストは重要なポイントを網羅しているので、問題数が多い試験でも効率よく勉強できるでしょう。

テキストはわかりやすい図解が豊富にあるので、文章よりもイメージしやすく、理解度がさらにアップするのもメリットの1つです。

また、スマホでも動画視聴が可能なので、通勤時間や休憩時間など、空いた時間に勉強できます。

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勉強の進捗状況をEラーニングのシステム上で管理できるので、問題数が多い試験勉強のスケジュール管理に役立ちます。
日常業務の合間に勉強する方は、Eラーニングを上手に活用しましょう。

足切りライン(科目合格基準)を意識した対策をする

ビル管理士試験には、全体の正解率が65%以上(117問以上)という基準だけでなく、「各科目で40%以上正解しなければならない」という厳しい足切り(科目合格基準)が設けられています。

たとえ全体の合計点数が合格ラインを大きく超えていたとしても、7科目のうち1科目でも40%未満の点数があれば、その時点で不合格になってしまいます。

そのため、得意科目を伸ばすだけでなく、苦手科目を絶対に作らない「バランス型」の勉強を心がけることが大切です。過去問を解く際も、科目ごとの正解率を必ず算出し、40%を下回りそうな分野があれば重点的に復習を行いましょう。

過去5〜6年分の過去問を5周以上周回する

試験に確実に合格するためには、過去問を解く「量」と「質」の両方が求められます。具体的には、過去5〜6年分の過去問を最低でも5周以上は繰り返し解くことを目標にしましょう。

1周目は問題の傾向や自分の実力を知るために使い、2〜3周目で間違えた問題の解説をじっくり読み込んで理解を深めます。4〜5周目に入る頃には、問題を見ただけで正解の根拠が頭に浮かぶレベルを目指してください。

ビル管理士試験は類似問題や焼き直し問題が多く出題される傾向があるため、過去問の周回数を重ねるほど本番での即答力が身につき、時間不足に陥るリスクも大幅に減らすことができます。

ビル管理士の過去問に挑戦

では、ビル管理士のレベルを把握するために過去問に挑戦してみましょう。
日本建築衛生管理教育センター」に掲載されている過去問から3問ご紹介します。

Q1.建築物衛生法に基づく特定建築物の延べ面積に関する次の記述のうち、もっとも不適切なものはどれか?

  1. 地下街の地下道は、延べ面積に算入しない。
  2. 公共駐車場は、延べ面積に算入しない。
  3. 事務所内の事務所用倉庫は、延べ面積に算入しない。
  4. 共同住宅は、延べ面積に算入しない。
  5. 診療所は、延べ面積に算入しない。

Q2.建築士法で定義している設計図書に含まれないものは、次のうちどれか。

  1. 建具表
  2. 仕上表
  3. 配置図
  4. 面積表
  5. 現寸図

Q3.建築物環境衛生管理基準のうち、建築物衛生法施行規則に規定されていないものは、次のうちどれか。

  1. 浮遊粉じんの量
  2. 相対湿度
  3. 二酸化炭素の含有率
  4. ホルムアルデヒドの量
  5. 特例による一酸化炭素の含有率

上記3問の解答は、次のとおりです。

  Q1. Q2. Q3.
解答 3 5 5

ビル管理士の試験では、このような問題が出題されます。適切な過去問題集を用いて効率よく勉強していきましょう。

ビル管理士は過去問対策やEラーニングで効率的に勉強しよう

自慢のSAT教材の内容をぜひご確認ください。

ビル管理士の試験は比較的難易度が高く、問題数の多さも特徴的です。

問題の傾向は、過去問と似た内容も多く出題されるので、過去問をくり返し勉強し、内容をいかに暗記できるかが合格につながります。

試験の時間割は午前3時間の3科目・午後3時間の4科目で、午前・午後それぞれ出題数90問となっています。

試験対策を行うときは、時間配分なども意識し、本番と同じスケジュールで過去問題を解いてみましょう。

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独学だけでの勉強が不安な方や、移動中もスマホで勉強したい方は、Eラーニングを利用することもおすすめです。

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