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技術士の2次試験!試験科目と効果的な対策法

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技術士とは、産業や経済などの科学技術における、高度な知識を持つ技術者を国が認定する国家資格です。技術士試験は1次試験と2次試験があり、1次試験の合格と所定の実務経験がないと2次試験に進むことができません。筆記試験と口頭試験で構成される2次試験は、試験内容が大きく異なるので試験ごとに対策が必要です。こちらでは、技術士の2次試験の試験科目と、合格に向けた対策法について解説します。

技術士2次試験の試験科目

技術士の2次試験における、筆記試験の必須科目と選択科目、口頭試験の試験内容は次の通りです。 

筆記試験の内容

技術士の筆記試験は全21部門あり、必須科目と選択科目の20技術部門が出題されます。21部門の一つである総合技術監理部門に限り、必須科目のみで選択科目はありません。

20部門の必須科目は記述式で、受験する技術の全般的な専門知識、応用能力や問題解決能力、課題遂行能力に関する内容です。選択科目は2つあり、専門知識と応用能力に関する問題、または問題解決能力と課題遂行能力に関する問題のいずれかを選択します。

総合技術監理部門の必須科目は、総合技術監理部門における課題解決能力と応用能力が問われます。こちらの必須科目に限り、記述式に加えて択一式の問題が出題されます。また、選択科目のそれぞれの出題傾向は、20部門の内容と変わりません。

口頭試験の内容

技術士の2次試験で口頭試験が実施されるのは、知識の有無を確認することではなく、実務をするうえでの応用能力や人柄など、技術士の適性を判定することが真の目的です。そのため、どんなに高い技術を持ち、試験でいい点を取っていたとしても、コミュニケーション能力がないと口頭試験に合格できないのです。

口頭試験では、これまでの経歴や業務内容といった質問を受け、自分自身が技術士としていかにふさわしいかを納得できるように説明する必要があります。ただし、見落としがちな受験申込書の内容や筆記試験の答案に関する質問、申込書に記入していない業務内容や問題点など、意外な質問が飛んでくることも少なくありません。

技術士2次試験合格に向けた対策法

技術士の2次試験に合格するため、筆記試験と口頭試験の効果的な対策法を紹介します。

筆記試験の対策法

筆記試験は、白書の読み方と過去問の使い方、記述式問題の対策が必要です。そこで、それぞれの具体的な対策法について見ていきましょう。

・白書の読み方と過去問の関係
関係省庁の白書は筆記試験に必要だといわれていますが、読む目的は論文作成に必要な情報収集をするためです。そのため、過去問を解いてみて、どの情報を白書から収集すべきか把握する必要があります。

筆記試験の勉強は、過去問を分からなくても解き、自分なりの考えをまとめて解答に書くことからはじめましょう。筆記試験でどの能力を試されるか理解できるようになると、白書を読む意味も分かるようになります。

・記述式問題の対策法
記述式問題は、論文の構成を考えてから文章を書くことが大切です。受験者に多いケースは「文章を書きながら考える」ことで、この方法では書くことを優先させてしまい、問題の内容とズレが生じるリスクがあります。

論文の構成を考えるにあたり、重要なポイントは骨子を明確にすることです。たとえば、問題に対する方策を立て、それによる効果や技術的な課題、課題解決の技術的提案、提案の注意点やリスクと、順序立てて構成を決めます。

論文の構成を考える能力は、技術士に必要な課題解決能力を身に付けることにつながります。また、構成を考えたら実際に論文を作成し、添削と修正を行うことで評価される論文が完成します。

口頭試験の対策法

口頭試験の対策法は、想定される質問で練習すること、落ち着いて試験を受けることが大切です。

口頭試験の質問は、申込書に記入した内容をもとに質問する形式です。業務内容や問題点などについての質問は必ずあるので、想定した質問でどう答えるかを実践し、練習を重ねて慣れるようにしましょう。

また、試験官から間違いを指摘されたり、技術力があるかを疑われたりといった厳しい質問が飛んでくることもあります。この手の質問は受験生の準備不足を見るもので、継続研さんができているかを試すものです。これらの質問に備えるために、申込書に記入していない技術力をいかにアピールするかが重要です。くれぐれも感情的な受け答えをしないよう、厳しい質問も練習しておくようにしましょう。

独学以外で対策する方法

記述式問題が中心の技術士試験は、独学よりも通信講座や講習会などを利用すると合格率がアップします。

筆記試験では、論文の添削を受けられる通信講座が効果的です。論文の作成だけでなく、課題解決能力を養うことも期待できます。過去問を分析し、ポイントを絞った勉強ができるため、無駄なことを省いて効率良く進めることができます。また、講師の解説動画も見られるので、テキストを読むより理解しやすいこともメリットの一つです。

質問に答えることに慣れるのが口頭試験の効果的な対策法ですが、周りに聞いてくれる人がいるとは限りません。加えて、質問に対する答えが評価基準を満たしているかを、素人で判断するのは難しいでしょう。
そのため、口頭試験のより効果的な対策法は、合格に向けた講習やセミナーを受講する方法です。試験官の経験者や実績のある講師から指導を受けられるので、どう答えればいいかを体感できます。また、試験当日のシミュレーションも兼ねているので、試験の場に慣れるには最適な方法でしょう。

2次試験対策は筆記・口頭ごとに対策を

技術士の2次試験は、筆記試験と口頭試験で異なる対策が必要です。筆記試験は論文の記述式なので、過去問を解いてから白書を読むこと、構成を考えてから文章を書くことがポイントです。筆記試験は添削が重要なので、通信講座を利用することをおすすめします。また、口頭試験の対策は質問への回答を練習するだけでなく、厳しい質問がきても技術士としてアピールできるように準備しておくといいでしょう。講習会やセミナーに参加すると、評価につながる答え方を身に付けることができます。難易度が高い技術士の2次試験は、独学よりもプロの手を借りて対策するといいでしょう。

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