河川や道路、橋梁やトンネルなど、日本では日々あらゆる場所でインフラ設備を整える工事が行われています。
これらは一般的に土木工事とよばれ、その土木工事には工事ごとに「土木施工管理技士」という資格を保有した、現場監督となる人材が必要なのです。
今回はその土木施工管理技士について、資格に関する説明のほか気になる合格率などを紹介します。建設業界で働きたいと考えている人は必見です。
目次
1級土木施工管理技士の合格率は?
早速ですが、気になる1級土木施工管理技士の合格率を見ていきましょう。
1級土木施工管理技士の合格率ですが、第一次検定(旧学科試験)では2024年度は44.4%、2023年度は49.5%、2022年度は54.6%、2021年度は60.6%でした。
第一次検定(学科)の合格率は過去10年間をさかのぼっても50〜60%程度の合格率を誇っており、難易度はそう高くないといえます。
しかし、第二次検定(旧実地試験)では2024年度は41.2%、2023年度は33.2%、2022年度は28.7%、2021年度は36.6%です。最終的な資格取得の場面では狭き門となることがわかります。

土木施工管理技士の受験には実務経験が求められるため、最終学歴によって受験年齢が大きく左右されやすいデメリットがあります。
試験全体の難易度は高くないと考えられますが、特定の学科を履修していない人が土木施工管理技士の資格を取得するには、実務経験以上に勉強をしなければ合格は難しいといえます。
1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士の合格率の比較

1級土木施工管理技士の資格取得を考えている方にとって合格率と難易度は重要な指標ですよね。
一般的には、1級土木施工管理技士は難関資格と思われていますが、実際の合格率は、第一次検定(学科)が約50%〜60%、第二次検定(実地)は約30%〜40%です。
これは、2級土木施工管理技士と合格率に大きな差はありません。下記の表をご確認ください。
<第一次検定(学科)合格率の比較>
| 年度 | 1級 | 2級 |
|---|---|---|
| 2024年度 | 44.4% | 44.0% |
| 2023年度 | 49.5% | 49.1% |
| 2022年度 | 54.6% | 63.8% |
| 2021年度 | 60.6% | 71.8% |
| 2020年度 | 60.1% | 70.4% |
| 2019年度 | 54.7% | 63.3% |
<第二次検定(実地) 合格率の比較>
| 年度 | 1級 | 2級 |
|---|---|---|
| 2024年度 | 41.2% | 35.3% |
| 2023年度 | 33.2% | 62.9% |
| 2022年度 | 28.7% | 37.9% |
| 2021年度 | 36.6% | 35.7% |
| 2020年度 | 31.0% | 42.2% |
| 2019年度 | 45.3% | 39.7% |
上記の表を見るとわかるように、年度によってブレはあるものの1級と2級では合格率はほぼ変わりません。とはいえ1級のほうが専門性が高いため、試験内容の難易度は1級のほうが高いといえるでしょう。
しかも、2級よりも1級のほうがより現場での需要が高くなります。そのため、もし1級の受験資格をお持ちなら、最初から1級の試験を受けたほうが効率よいでしょう。
記述問題を優先して学習をする
記述問題とは、第二次検定でも特に難しいとされている問題です。自分の経験を元に記述しなければならないので、「こうすれば高得点がとれる」といった基準が分かりにくく、悩む方も多いでしょう。
また、記述問題は一種の小論文なので、「昔から作文が苦手だった」という方もハードルが高めです。

しかし、事前にある程度問題が予想できるので、記述問題試験の対策を早めにたてて繰り返し模擬問題を解くことが大切です。また通信教材の添削も大いに役立ちます。
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1級土木施工管理技士の資格概要と合格率まとめ
土木施工管理技士はどんな資格?
土木施工管理技士とは、国家資格である「施工管理技士」のひとつで、土木工事の施工管理を行なえます。
資格区分は1級と2級があり、1級は主任技術者のほか、監理技術者にもなれるので仕事の幅がより広くなります。
また、役所へ提出する書類の作成、交渉なども仕事です。施工管理に関わる全てが仕事といえます。
1級土木施工管理技士の合格率は?
1級土木施工管理技士の合格率は、第一次検定が50%〜60%程度、第二次検定が30%〜40%程度を推移しています。
2級との合格率の差はそこまで大きくはなく、それだけ見れば格段に難しくは思えないかもしれません。しかし、より専門的な知識を問われるので難易度は確実に上がっています。
1級土木施工管理技士の勉強方法は?
1級土木施工管理技士の勉強方法は、参考書による独学、専門学校への通学、通信教材の利用などがあります。
しかし、通える範囲に専門学校がなく、独学は難易度が高いと思うならば、通信教材の利用がおすすめです。自宅でレベル高い教材を使って勉強できます。















